2012年 09月 08日
岳 18/ピアノの森(22)
岳 18
なんとも考えさせられるラストでした。ネタバレ感想なので、これから読まれる方は注意。
生きて帰ることが信条の三歩。その彼が救助の最中に力付きました。
その瞬間まで前のめりでした。
生きて山から帰ること、そしてまた山に遊びに来ることが繰り返し描かれた作品で、
このラストにした意味は何だろうと考えていて、
震災の救助で命を落とされた方々のことに思い至りました。
二次災害を防ぐ、自分を待っている人、必要としてくれてる人のことを考えても
あえて命を投げ出す決断をした人もいました。
それを単純に賛美することは危険です。
救助の現場に限らず、極限状態で鉄則に反する判断を取ることがある。
経験によって刻まれた覚悟を持ってする決断。
エピローグの久美ちゃんの語りとナオタの姿に三歩の残したものの大きさを感じつつ読み終えました。
ピアノの森(22)
こちらもネタバレです。
こういう少年群像ものは、オカン目線で読んでしまいます。
躓きを越えられるか、支えに出会えるか、救いが訪れるか。
22巻はパン・ウェイくんです。付け入る隙がないように見えた少年の核の純真がね、もう、もう…! (牛か)
阿字野先生、神が抜けた元カリスマなんて思っちゃっててごめんなさい!
なんとも考えさせられるラストでした。ネタバレ感想なので、これから読まれる方は注意。
生きて帰ることが信条の三歩。その彼が救助の最中に力付きました。
その瞬間まで前のめりでした。
生きて山から帰ること、そしてまた山に遊びに来ることが繰り返し描かれた作品で、
このラストにした意味は何だろうと考えていて、
震災の救助で命を落とされた方々のことに思い至りました。
二次災害を防ぐ、自分を待っている人、必要としてくれてる人のことを考えても
あえて命を投げ出す決断をした人もいました。
それを単純に賛美することは危険です。
救助の現場に限らず、極限状態で鉄則に反する判断を取ることがある。
経験によって刻まれた覚悟を持ってする決断。
エピローグの久美ちゃんの語りとナオタの姿に三歩の残したものの大きさを感じつつ読み終えました。
ピアノの森(22)
こちらもネタバレです。
こういう少年群像ものは、オカン目線で読んでしまいます。
躓きを越えられるか、支えに出会えるか、救いが訪れるか。
22巻はパン・ウェイくんです。付け入る隙がないように見えた少年の核の純真がね、もう、もう…! (牛か)
阿字野先生、神が抜けた元カリスマなんて思っちゃっててごめんなさい!
by tamaki_jnb
| 2012-09-08 08:34
| 生き方