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丁寧に描きこまれた美しい画面の漫画が好きです。
その一方で、漫画ってもっと気楽なものじゃなかったかな?と思ってて読んだ二冊。

西島大介のひらめき☆マンガ学校 マンガを描くのではない。そこにある何かを、そっとマンガと呼んであげればいい。 (講談社BOX)

西島 大介 / 講談社

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ど素人からセミプロまでの腕前の人たち12人を追い詰め(?)、彼らの漫画の概念を崩壊させて
漫画家にしちゃうまで。
12人の生徒たちがむちゃぶりな課題にうろたえながら、西島せんせいの思惑通りになったりならなかったりの応えをするのに立ち会って、うおー漫画ってこういう作り方、見方もできるんだ!って思いました。

「楽に漫画を作るのにはどうしたらいいか 」も大事なテーマで、
かけられる時間とエネルギーに応じて作り上げる、
例えば締め切りまで時間がない場合は、コマを大きく、さらに絵を少なくする、
それも世に出せば作品として扱われるって
納期に合わせて仕事を仕上げる、一般(?)の仕事と同じ感覚で漫画を描くっていうのが新鮮でした。

はじマン 1 チャレンジ! はじめてのマンガ (ジャンプコミックス)

ほった ゆみ / 集英社

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はじマン 1
こちらは、ほったさんが作った短い台本を主に素人さんが漫画に描いて、
漫画の表現ってこんなに柔軟なんだ!と再認識するワークショップ。
同じ台本なのにできたものがこんなに違う!そしてそれぞれに、どこを表現したかったかって説得力があって、こちらの一冊も面白かったです。
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by tamaki_jnb | 2014-01-30 01:09 | 漫画関連書

ニコ・ニコルソンのオトナ☆漫画

ニコ・ニコルソン / エムオン・エンタテインメント

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漫画を漫画で紹介するコミックエッセイ。広いジャンルを縦横無尽に網羅してます。
ニコさんのい、紹介漫画をまねっこした絵が、作家さんの特徴をとらえてて似てる!
作品のエッセンスを混ぜながらギャグ漫画に仕立ててるのも楽しい。
「肉々しさのジャンプだろ!!」とか、決めつけも面白い。

小説 TRIPPER (トリッパー) 2013年 9/30号 [雑誌]

朝日新聞出版

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あさのあつこせんせいはね、やっぱり腐女子。「官女として、厩戸王子と蘇我毛人の恋愛を陰から見てるだけでもいい」 それから、「少女漫画を読むことで、自分の中の恋愛感情は十分飽和状態でした」 も共感です。
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by tamaki_jnb | 2014-01-30 00:38 | 漫画関連書

飼い喰い――三匹の豚とわたし

内澤 旬子 / 岩波書店

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「家畜を食べること」を書く内澤さんの、世界屠畜紀行に続く一冊。3頭の豚を一年育て、食べるまでです。
豚を飼うために家を探し豚舎を建て引っ越し、それぞれに名前を付け、丁寧に一緒に暮らします。

素人の視線が新鮮で面白い。
豚それぞれの個性や豚同士の関係の観察。
初体験からの戸惑いや、周りを巻き込んで不都合を乗り越えてくのがたくましく面白いです。

情をかけて育てるけれど、屠場へ送るのに躊躇はありません。
隅々まで丁寧に食べます。

野生動物管理のための狩猟学

朝倉書店

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狩猟「学」です。 野生動物とどう付き合うかを狩猟の角度から考える学問です。
人間が野山に手を入れたために 野生動物の世界と私たちの世界の間に起こった齟齬。 それを解決する手段として「狩猟」をどうしていこうか、 始まったばかりの学問ですので、この本もちょっと纏まりに欠けます。 固い論文風と軽いコラム風の分が両方入ってたり(^^)

人とかかわりを持ったために崩れた数のバランスを整えるのと、
農作物被害対策のために野生動物を狩ります。

今の日本の狩猟の問題は、
狩猟活動を猟友会に頼っていること、
ハンターが高齢化しているが、狩猟の免許を取るのに約一年かかることもあり、減少の一途ということ、
生態と猟を熟知した専門家の誕生が望まれること、
 農家が狩りをしてほしい時期と、肉の旨みが増してハンターの望む猟期が重ならないことなど。

なるほどなーと思ったのは、ジビエという資源として考えられること。
また、数の調節なら 不妊手術って選択肢も無くはないということ。
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by tamaki_jnb | 2014-01-19 23:54 | 動物
就職活動って、お辞儀の仕方とか自己アピールを練習することじゃないよねって本。

新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)

ほぼ日刊イトイ新聞 / 東京糸井重里事務所

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人事のプロや、自由業、組織論の学者さん、矢沢永吉さんなどなど、「働く」ことをテーマに硬軟あわせた切り口で糸井重里さんと語り合ってます。
素朴な言葉で、仕事するとき「何を大切にしてるか」を、楽しそうに皆さん語ってます。
仕事に除く気持ちの核は、簡素なんだよなあー。

採用基準

伊賀 泰代 / ダイヤモンド社

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マッキンゼーで採用担当をしてた方が、どんな人を採ってたかを書いた本。
西水 美恵子さんも何度も書かれてた、「リーダーシップ」という言葉が何度も噛み砕いて書かれてます。
主体的に能動的に自分の仕事、生き方の舵を取る、そうなるために、
和を尊ぶのと違う考え方、目的に近づくために自分と仲間の能力を生かしあい、最善の方法を探し出す姿勢が説かれていてどきどきしました。
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by tamaki_jnb | 2014-01-17 01:07 | 仕事

ストーリー311 (ワイドKC キス)

ひうら さとる / 講談社

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東日本大震災を漫画家さんたちが取材し、実話を漫画に描いたオムニバス。
ななじ眺さんが
「ドラマチックに描くことを善しとする少女漫画畑で育った私が、福島問題のありのままを淡々と、だけどちゃんと伝わるように描く、そんな事ができるのか?」
「福島の問題は、静かで、重く、デリケートなものでした。」
と描かれている通り、各作家さんが普段描かれている作品よりも仕上げあぐねているなと伝わりました。

描きあぐねることそのことが作家さんのメッセージで、
数年で確たる姿勢が固められる出来事ではなく、それぞれの作家さんが描きながら深めていく、
それを読んでゆきたいなと思いました。

いいとこ取り! 熟年交際のススメ

西原 理恵子 / 新潮社

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高須克弥せんせいとの馴れ初めから今のお付き合いまで綴られてます。
お二人とも強烈な個性で、それが共鳴しててすごい。
若い時に一緒になって、苦労を分かち合うのもいいけど、
それぞれ苦労して訳知りになってから添うのもほどよく脱力してていいなあーと思いました。
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by tamaki_jnb | 2014-01-17 00:39 | 生き方

百鬼夜行抄 14 /冬虫夏草

和ファンタジー。

百鬼夜行抄 14 (朝日コミック文庫)

今 市子 / 朝日新聞出版

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百鬼夜行抄 14
巻末に纏められてるあとがき漫画、うわー律くん若い…
毎度ネームができない!って描いておられるのに、
難産の末くるネームがどれも多重構造なのがやっぱりすごいわー今市子さん。

冬虫夏草

梨木 香歩 / 新潮社

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物書きの青年が行方不明になった愛犬を探しに鈴鹿の山をさまよいながら、 人と人外のものがほどよくお付き合いしてるのを垣間見るお話。 この犬が、登場は少ないのですが、昔話に出てくる賢い犬そのままで素敵です。
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by tamaki_jnb | 2014-01-12 23:40 | ファンタジー

坊主かわいや袈裟までいとし 1 (花丸コミックス・プレミアム)

本間アキラ / 白泉社

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坊主かわいや袈裟までいとし 1
本間さんの描く受けは可愛いなー♡

新庄くんと笹原くん(1) (MARBLE COMICS)

腰乃 / ソフトライン 東京漫画社

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新庄くんと笹原くん(1)
いつもの腰乃さんのイジイジオタオタするいじらしい男の子が今回も!
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by tamaki_jnb | 2014-01-12 00:23 | BL

箱庭ヘブン(1) (Be・Loveコミックス)

羽柴 麻央 / 講談社

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箱庭ヘブン(1)- (2)
思春期の淡い恋愛でいいお話を一杯描いてる羽柴さんが、雑居もので連載です。恋愛成分もちゃんとありますよー。 羽柴 麻央さん、長編連載は初めて? 雑居もの、古くはめぞん一刻からあって、また最近多いのかな、思いつくのは「海月姫」、「おうちでごはん」、「花は咲くか」、秀作多いです。 「箱庭ヘブン」は、主人が正体不明で留守がちな浅利邸に、ちょっと傷を抱えた人がふらーっと吸い寄せられて、時期が来るとまたふらーっと旅立ってくようなお話です。

繕い裁つ人(4) (KCデラックス)

池辺 葵 / 講談社

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繕い裁つ人(4) 女系で家業を継ぐお話、もっと出てくるといいなー。
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by tamaki_jnb | 2014-01-12 00:15 | 生き方

青い花(8)(完) (Fx COMICS)

志村貴子 / 太田出版

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青い花(8)(完)
祝☆完結! 少女の生々しさを生臭くなく描いてくれた作品でした。

なかじまなかじま 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)

西炯子 / 白泉社

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なかじまなかじま 2
そういえば、これも年の差男女のお話ですね。
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by tamaki_jnb | 2014-01-08 01:12 | 少女

真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 (ポプラ文庫 日本文学)

大沼紀子 / ポプラ社

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前作で匂わせたとおり、希実のかーちゃんがじわじわ正体をあらわしてきた。
親も子も互いを選べず、相性が悪い親子がいくつも出てくるお話ですが、親以外の人たちと出会えて心豊かになってゆくのが毎度うれしいです。

天使の柩 (天使の卵)

村山 由佳 / 集英社

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天使のシリーズはこれでお終いと思われます。欠落をそっと撫であっうお話となりました。
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by tamaki_jnb | 2014-01-08 01:06 | 家族

読書感想文書き散らし


by tamaki_jnb