流星ひとつ/女子会2.0

流星ひとつ

沢木 耕太郎 / 新潮社

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沢木 耕太郎さんが封印してた藤圭子さんへのインタビュー。引退発表直後の1979年、ホテルニューオータニの40階のバーの一夜に語られました。

冒頭の藤圭子さんの「どうせ話しても伝わらない」、幾分投げやりな受け答えが、
お酒が進み、沢木さんの緩やかに押したり引いたりの話術にほぐれてゆき
引退の底にある理由、家族のこと、幼少期からデビュー、
売れっ子になってから、非日常的な芸能界への違和感が話されます。
あまりに赤裸々な内容に、沢木さんは封印したそうです。
藤さんの自死の後、今伝えなければと編まれた一冊でした。

幸せ不幸せは簡単に言えるものではないですが、
繊細で才能豊かで健気な少女が、結婚して才能豊かな娘を産み育て、
東京の空に身を投げるまでに、穏やかな時間が、楽しい時間が、豊かにあったらと思うばかりです。

女子会2.0

NHK出版

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名香智子の「パートナー」で、「バカな女ほど幸せをつかみやすい」みたいなことが描かれてて、子供だった当時はふーん?と思ってました。
女声論客が言いたい放題のこの一冊、たしかにのほほんと陽だまりのような幸せに浸るのは、考えすぎないことなのかもしれないなぁと思いました。
けど、陽だまりの縁から忍び寄ってくる冷気や湿気に気付いてしまったら、見えないふりをするか、それらを何とかしようと向き合うしかないんだよなぁーと思いました。┐(´ー`)┌
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by tamaki_jnb | 2013-11-20 12:59 | 女性