2012年 12月 28日
3月のライオン 8/王子様と灰色の日々(3)
3月のライオン 8
表紙の白いヒラヒラは襷だったんですね。8巻の表紙を見てあれって思ったのは、
今までの表紙は全部現実の風景で、心象風景は8巻が初めてだったから。
宗谷名人と零の静謐な対局と、柳原棋匠と島田八段の熱い死闘が対照的でした。
熱いってーと、若者同士のが熱そうなのにね。
戦争を経験した世代は、死を意識せざるを得なかった日々を送った人たちは、やっぱり何か違う。
キャッキャしながら写真を撮る場面と、徳ちゃんとしみじみ飲み交わす場面、
歳をとっても男の子なのはちょっと羨ましいです。
作家自身より年上の登場人物を描くのはどういう気持ちなんでしょう。
二つの対局の間の二階堂君の近況が心休まる幕間、
巻の終わりの川本家のエピソードが緊張をゆるめてくれて後味ほのぼの。和菓子がデザートでした☆
王子様と灰色の日々(3)
山中ヒコさんは孤独を描く作家さん。
3巻ではちょっとずつ、ちょっとずつ、扉が開いて、開くとまた違うことで傷ついて、
でも孤立してるよりずっといいんだよー がんばれー
表紙の白いヒラヒラは襷だったんですね。8巻の表紙を見てあれって思ったのは、
今までの表紙は全部現実の風景で、心象風景は8巻が初めてだったから。
宗谷名人と零の静謐な対局と、柳原棋匠と島田八段の熱い死闘が対照的でした。
熱いってーと、若者同士のが熱そうなのにね。
戦争を経験した世代は、死を意識せざるを得なかった日々を送った人たちは、やっぱり何か違う。
キャッキャしながら写真を撮る場面と、徳ちゃんとしみじみ飲み交わす場面、
歳をとっても男の子なのはちょっと羨ましいです。
作家自身より年上の登場人物を描くのはどういう気持ちなんでしょう。
二つの対局の間の二階堂君の近況が心休まる幕間、
巻の終わりの川本家のエピソードが緊張をゆるめてくれて後味ほのぼの。和菓子がデザートでした☆
王子様と灰色の日々(3)
山中ヒコさんは孤独を描く作家さん。
3巻ではちょっとずつ、ちょっとずつ、扉が開いて、開くとまた違うことで傷ついて、
でも孤立してるよりずっといいんだよー がんばれー
by tamaki_jnb
| 2012-12-28 08:27
| 思春期