母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか/愛すべき娘たち

母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)

斎藤 環 / 日本放送出版協会

表紙のよしながふみさんの絵につられて買ってしまいました。
「『母殺し』は不可能」
というのと、少女漫画から検討の材料を採ったのが、この本のポイントです。
筆者は男性で、母でも娘でもないこと、
「ひきこもり」が専門の精神科医で、母娘関係は専門外であること、としながら、
母娘関係の複雑さに分け入って行きます。

私自身、母との関係はそれなりにぐちゃぐちゃ悩みましたが、抜けてみると
「殺」という言葉はしっくりしないなぁと思ってました。
激しい葛藤をした方は、この言葉を使うしかないのかもしれません。
でも、穏やかに波風を越えて折り合えっていく娘もいるんじゃないかなぁと思ってたので、
ふむふむとうなづきながら読みました。

愛すべき娘たち (Jets comics)

よしなが ふみ / 白泉社

スコア:

引用されてる作品のひとつがこの一冊です。
なんと偶然、A子さんのセットにはいってました。こういう一致は何でしょうね??
斉藤さんの本を買った後に送られてきたんですよ…

再読です。数年前に読んだのですが、今回のほうが沁みました。
で、こういう話って、すーーっと心に染み込んでしまって、表面に言葉がのこらないんですよね…

私は娘を授からなくて、母親の立場からあの葛藤を味わわなくていいとホっとしてるところはあったのですが、
やっぱり育ててみたかったなと、2冊を読んで思いました。
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by tamaki_jnb | 2009-07-19 22:44 | 女性